親父が生きていたときは、時おり
「今どうしとおかな?」とか、
「こんどあの店に一緒に行こかな」
「これ、聞いたら喜ぶやろな」とか、
そういう事を思い付いては出来るだけすぐに実家に帰り、多少無理矢理にでも
連れ出したりして時間を共に過ごしていました。
親父が亡くなってからは、やはりもう亡くなっているので親父のことを思うといっても、
過去の思い出ばかりです。
特に子供の頃の記憶の方が多いかもしれないですね。
でも
親父が亡くなるまでの事に付いて、僕の中ではほとんど後悔がありません。
「あのとき、こうしてやれば良かったかな」
「やっぱり、こうするべきやったんかな」
とか、もうほんと、殆どないんですよ!
これは父が元気に生きているときに、
僕が思う親孝行を出来る限りしたから
だと思っていて、そして親孝行はこれに尽きると思っています。
これは、実はむかし結婚して間もない頃、義母がよく言っていた話でして
「親孝行は生きている今、元気でやっている今、やっとかないと意味ないんで」
「死んでしまったら親孝行したくてもでけんけんな」
「そうなったら後悔ばっか残るじゃろ、よう覚えとき」
これが胸に刻まれていたおかげで、当時の僕はアクションが起こせた。
しょっちゅうではないけど、両親の事を気にかけれるようになったのは、
義母のおかげなんですよね。
※ ただでさえ、僕はジコチュウの傾向が有るので、
言って気付かせてくれた義母には感謝しかありません。
そして今も色んな面で頭が上がりませんです、はい(−_−;)
このままのスタンスで母へ親孝行していけたらなと思いますし
義理の両親含めお世話になっている親戚にも貢献できたらなと
↑ この三重の風景のような大きな気持ちを持てれば、
優しくなれるんちゃうかな?と感じますね。
そう思える今日でございました。