人にはそれぞれ役割がある・・・
もっと言うと、あるグループの中で自分にしか出来ない事は誰しも必ずあって、
さらにそれを自覚して実行できていると、
「あ、俺ってここに居てもいいんや」という勇気を
持てるんじゃないかと思います。
例えば家庭内での夫と妻の関係。
古くからの日本での考え方では、夫が外で働き、妻は家事と子育て、
というパターンがあります。
この考え方は風化する事なく今なお根強く残っているように思いますし、
すごく近くで言うと僕の先輩、友達の家庭でも比較的多いように感じます。
そして以前は僕も例外なくこの考え方に染まっていて、家のことは嫁はん、
自分は外に出て働いてくる、それが当然なんや!なんて本気で思っていました。
大した考えも無しに、です。
→さらにもっとダメだった所は、そんな状況によって調子に乗った自分は、
外に出て働きお金を稼いでくる自分は、妻よりも上(優位)だと本気で思い、
致命的な勘違いをしてしまっていたところにありますが、この下りは今回の
記事には合わないのでやめておきます (-_-)zzz
2人の中で、この分担がたまたま各自に向いていたら特別
大きな問題は起きないかなと思いますが、まったく逆だった場合は
日々がストレス地獄になってしまって、その溜まったストレスが
色んなものに形を変えて表面化していく……
夫婦喧嘩、体調不良、無関心、ギャンブルや異性への依存、などなど
うーん……
暗くなるので考えたくないですわ… (^_^;)
そうならないようにするには
自分は今の環境の中で何が出来るか?
妻のために何だったら出来るのか?
それをまず自分の中で考え、そしてすぐにやってみる!
ポイントは相手に押し付けず、まずは自分が思ったように動くところで、
そうする事で自分の中に貢献感が持てる、というのが重要だと思います。
ここで相手に相談してみても良いかもしれませんが、相手に何か言われることで
自分が萎えてしまう、という可能性があると思うので、僕はまずとにかく
アクションするのが良いと思います。
やってみて何かギクシャクするようだったら、自分のそのアクションについて
「何か気になる?」「(自分がやっている事について)どう思う?」などと相手に
感想を聞いて、何かズレているようならもう一度、妻のために何だったら出来るのか?
を考えて実践…これをただひたすら繰り返してトライ&エラーで自分の役割を
見つける・・みたいな。
その結果、ウチの場合なら、僕がメインで外に出て仕事をして、
嫁はんは子供のこと含めメインで家の事をやる、
(結局、冒頭で述べた旧来のパターンやん…)
になっちゃってますが、細かなところになると……
服を購入するときの最終ジャッジは自分でせず妻に、
そして妻は僕にしてもらう、とか
仕事上あるいはプライベートで、予定のやりくりに困ったり、
誰に何をお任せするのか迷ったら妻に決めてもらう、とか
外食するときの場所、料理、予算は僕が決める
車の運転は僕がする
お金の管理は妻がする
のように、2人の中で比較的、またはどっちかっていうと向いている方が
やるようにしています。(中には気付いたら勝手にそうなってたのも無論ありますよ)
どれも大した話じゃなく日常のちょっとした事だと思いますけどね (;^_^A
そしてこの事は会社や仕事でも、友達の集まりでも、飲み会とか
偶然居合わせた数人( ̄∇ ̄)、とかの中でも、同じように適用できると思うんです。
(偶然居合わせた数人て・・・)
例えば、僕は設備メーカ勤務の電気計装設計課所属で合計4人いる所なのですが、
その中でも・・・
とにかく業者に外注して、手作業のほとんど全てを外注にやってもらい、
そして外注化しているので、より多くの仕事を担当することが可能となる
いわば「仕事のさばき屋」さん
とにかく自分でやらないと気が済まないので、考える必要のある部分の仕事は
自分でやって、外注にお願いするときも、いちいち細かな所まで関わりたい
「職人気質屋」さん
「仕事のさばき屋」さんと「職人気質屋」さんを併せ持ったハイブリッド型
など各自が『自分の得意な、かつ自分にしか出来ないこと』にフォーカスして
動いているので、最小の人数で比較的多くの仕事をこなせています。
しかも楽しみながら、です。☚これが一番大切ですかね。
やはりここでも大切なのは
自分は今の環境の中で何が出来るか?
(相手、団体)のために何だったら自分は出来るのか?
それをまず自分の中で徹底的に考え、そしてすぐにやってみる!
そしてその結果得られた役割と、役割の自覚は、必ず
「あ、ここに居てもいいんや」という勇気を持てるはず!
ぜひ、参考になさって下さい。