寄り添い生きる。

自律神経失調症(全般性不安障害)、自分自身に寄り添い生きて行くブログ

過去も未来もなく今

認知症の父と話をしているとき、よくあったのは

 

同じことを何度も聞いてくる

(どの薬を飲めばいいのか、明日は何の予定か等)

 

ついさっきまで納得してたのにまた母を疑っている

(母を見知らぬ人と疑う、僕がリアルの僕かどうかを疑う等)

 

いま説明し終えたのに次の瞬間にはもう忘れている

(孫の運動会の様子とか、兄の仕事の最近の様子等)

 

 などなど、認知症の症状でも代表的とされる短期記憶の喪失です。

 

適当な時間を空けて父と会う僕なんかに比べ、母は嫌でも毎日のことですから、

相当父にイライラ💢していた時期もありました。

 

ですがいくら綺麗事を言っても、何度も何度も同じことを聞かれ続けると

聞いている側も滅入ってしまって、とてもやり切れなくなるのも事実 (T . T)

 

そんなときに出会ったのが、かの有名なアルフレッドアドラーさんの心理学の

第一人者である、岸見一郎さんの名著「嫌われる勇気」d(^_^o)

 

少し脱線しますが、僕は20歳くらいから現在に至るまで、あらゆる自己啓発本、

ビジネス書を読んで来ましたが、この本はまさに運命の出会いで、初見のときの

身体中への電撃は今も鮮明に覚えています。ビリビリです⚡️

自己承認から始まり、他者への貢献、そして横のつながりなど、

まさに宝の山でした👍 未読の方は、是非とも読んで頂きたい名著です‼️

 

この「嫌われる勇気」に記述があるのですが、それは…

 

いま、ここ、に強烈なスポットライトをあてて生きる

するとやがて過去も未来も見えなくなり、いま、ここ、の刹那を、

今という瞬間瞬間を、全力で生きる事ができるようになる

そしてその刹那の連続によって、思いも寄らなかった場所へ

到達する事ができるのだと

 

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父は短期記憶が失われているので、

ある意味その瞬間瞬間しか生きることが出来ない、

父は過去と未来に囚われず

その刹那を精一杯生きているのだな

 

そう思うと父を許せたとともに、自分は過去の実績や未来の展望ばかりに

目がいき過ぎて、囚われて、いま、この瞬間を生きれていないような気がして、

父に対して恥ずかしくなったのを覚えています。 

 

いま、ここ、は今この瞬間しかない。

 

だからいま父に対してしてあげられる事は、先延ばしせず、いましようと

決心することも出来たのです。

 

あなたは、いま、ここ、を全力で生きていますか?